働き方改革
働き方改革に関しては様々な観点から色々な議論がありますが、 ワークライフバランスや時間外云々…についてが主となっていることが多いようです。 しかし、これらは突き詰めて考えると、 ①文化や風土(国民性)、商習慣 ②生産性 の2点に絞られると考えます。 ①のうち
文化や風土については、
一企業一個人で変えていくのはそう簡単なことではありません。 商習慣は、
多少変えられる部分もありますが、
これも経営トップが一時的に顧客や売上高を失う覚悟で取り組む必要があります。 例えば、現代では24時間営業が当たり前になったコンビニやファーストフード店でも 労働力不足や夜間の利益水準を考えて、夜間営業を廃止するケースも出てきています。 こうしたことは、経営トップの英断が必要となります。 会社の理念と方針や戦略、あるいは社会や地域貢献と社員のことを考えて 何に対して営利活動するか、奉仕活動するかの優先順位を、
長期~中期~短期で考えなければなりません。 もちろん経営陣だけでなく、 現場でしか分からないこと、知らない情報もあるので、 文化や風土は難しくとも、商習慣を変える提案は一個人でもできるはずです。 ・営業時間の変更
・電話対応する時間帯の制限 ・終業時間30分前以降の注文は翌日にする などの時間変更が手っ取り早い例です。 ただし、お客様の理解と周知が大変ですので、ここでもやはり「英断」が必要なのです。
つまり、それなりの「覚悟」と「決意」が伴わないと、
「改革」には至らないということなのでしょう。
②の生産性については
また次回に書きたいと思います。