社員情報の記憶
先日、妻との記念日をうっかり忘れていて大変なことになりました…
それでふと思い出したのですが、
ある会社で素晴らしい方を見たことがありました。
その方は管理・事務系の本部長だったのですが、
社員1,000名+その数倍いるはずの家族の名前を全て覚えていらっしゃったのです。
小さなお子様を持つ若手の社員が、直接的な接点がそれほどない本部長から、
「○○ちゃん元気?」などと言われたりすると、
それだけでモチベーションが上がります。
もちろん、普段から人間的に素晴らしい行動を取っているという前提が必要で、
この本部長の場合は、自分の視界に入る社員には必ず一日一回以上
会話をするということも実践されています。
管理・事務系の本部長に就任する前は、様々な現場で責任者を歴任されたそうですが、
何度も赤字部署を立て直した経験があり、業績も常に良かったそうです。
この本部長のようなことをいきなり実践するのは難しいですが、
周囲にいる上司・部下や同僚たちの何気ない変化に気付いて声を掛けたり、
誕生日を覚えておいて祝福したり、他愛のない会話を覚えておくことで、
相手からの信頼が上がります。
信頼を築くには、相手に関心を持ち、ちょっとしたコミュニケーションを取ること。
少し心掛ければ部下のモチベーションが上がり自然と業績も上がっていくはずですので、
リーダーの方は参考にしてみて下さい。
などと偉そうに言っていても、妻との記念日を忘れるようでは失格ですね…