適正在庫
出張用カバンには色々なものを入れています。
出番はほとんどないものも多いのですが、
「いざ」という時にないと困るものや、便利なものがたくさんあります。 しかし、入れすぎるとカバンは重たくかさばることになるので、
いかに最小限にして現地調達するか、金銭的な面などで様々なトレードオフがあり、
迷うこともしばしばです。 これは永遠のテーマでもある在庫管理や、人材の余剰人員(要員管理)も同じです。 最小限で在庫切れによる納期遅れや販売機会損失リスクを取るか、
在庫保管にかかる費用を支出しながら不確実な機会を取るか… 何かあったときに業務が回らなくなってしまうリスクはあるけれど
ギリギリの人員で回すか、多少の余剰人員(人件費支出)を抱えながら
こうしたリスク対応を考えておくか… いずれにしても、
どのような場であろうと「何が適正な量か?」は非常に難しいものです。 …と書きながら、男の身一つでこれなら、
小さい子連れのお母さん方がパンパンの大きなカバンを持ち歩くのは当然だな
と思いました。
お盆休みが終わってしまい、
まだまだ夏休み気分のお出かけ組を横目に仕事に向かう方も多いかと思いますが、
大きなカバンはそれぞれの持ち主の適正在庫なのだと思えば、少し楽しい気もしますね。