事実と感情の分離
人は誰かに出来事を伝えるとき、【事実】に【感情】を加えて話しがちです。
【感情】は話し手の主観にすぎませんから、
仕事面では特に「事実と感情を切り離して聴く」必要があります。
報告を受ける際にこの点を考慮しておかなければ、
相手が大げさに伝えていたり、自分を正当化して伝えていたり、
好き嫌いだけで伝えていることを全て【事実】として捉えてしまうこともあり得ます。 【感情】を理解して受容した上で、【事実】を見抜かなければ物事の本質は見えません。
ただし…
仕事以外のプライベートでは、大半のものごとが【感情】に左右されていることが多く、
【事実】はどうであれ、
「話し手はそう感じているんだ」と理解し、
あれこれと突っ込まずに素直に聴くことが重要ですね…
多くの男性は「解決しよう」としがちです。
相手ももちろん「解決したい」に違いありませんが、
「解決できない」と思い込んで行き詰まっている状態に
解決方法を提示することが必ずしも最善策とは言えないのです。
相手の求めていることを勘違いしないように気を付けて、
まずは全面的に受け止める姿勢でいましょう。