見られてもいい自分
仕事先の近くで食事をしていたのですが、
ちょうど昼食時で、若いウェイターが忙しそうに店内を動き回り、
空いたテーブルの食器を片付けるついでに椅子を整えようと足で直していきました…
接客態度が悪いわけではないのですが、 目にして気持ちのいいものではありませんし
決して行儀が良いとは言えません。
他のお客様に「見られている」ということを本人も意識していないでしょうし、
店舗側のマナー教育も疑わしくなります。
結果さえ良ければプロセスはどうでもいいというのは、褒められたことではありません。
同じように、あなたのちょっとした行動も、実は密かに誰かから見られています。
ましてや同じ組織にいる上司・同僚・部下・後輩は
あなたの言動をしっかりと見聞きしていて、暗黙のうちに「評価」しています。
つまり、普段の言動そのものが知らないうちに「評価」されているのです。
不幸なことに、行儀の悪さを注意してくれる人は少なくなり
自分の行動は自分で注意してレベルを維持するしかありません。
常に人に「見られている」という意識を持ち、自らの行動を省みましょう。
ただしそれは「見ている誰か」のためではなく「見られてもいい自分」でいたいかどうか
という点を忘れないようにして下さい。